高校軟式野球 白鴎大足利が45年ぶり2度目の頂点 王者・作新学院に雪辱

AI要約

栃木大会決勝戦で作新学院と白鴎大足利が激突し、白鴎大足利が3対0で勝利して北関東大会の出場権を獲得。

白鴎大足利は45年ぶり2度目の優勝を果たし、作新学院を破る。優勝後は北関東大会に臨む。

作新学院は敗れたものの、力強い攻撃を見せつつも、白鴎大足利の堅守に苦しんだ。

全国高校軟式野球の栃木大会は26日、鹿沼市で決勝戦を行い全国大会の予選を兼ねる北関東大会の出場権を懸かけて作新学院と白鴎大足利が激突しました。

北関東大会への切符を手にするのは4年連続41回目の優勝を狙う王者・作新学院か、それとも45年ぶりの優勝を目指す白鴎大足利か。

白鴎大足利は3回表、1番・林がライト線を破るツーベースヒットで口火を切ると得点圏にランナーを置いてバッターは2番・周東。タイムリーツーベースヒットで白鴎大足利が1点を先制します。この回、4番・藤村のタイムリーヒットも飛び出し2点を奪います。

5回にも1点を追加し攻撃陣の援護を受けた先発のサウスポー・秩父が秋と春の決勝で敗れている作新学院打線を相手に5回まで一塁を踏ませない圧巻のピッチング。

対する作新学院は7回裏、前の回からマウンドに上がった白鴎大足利・宮田に対し2番・新井がチーム待望の初ヒット。しかし、後続が続きません。

そして迎えた最終回、作新学院は2アウトから粘りを見せます。1番・北田が相手の守備の乱れから出塁すると打席には初ヒットを打った2番・新井。1塁、3塁とし、この試合初めて得点圏にランナーを進めますが、白鴎大足利のバッテリーに封じられゲームセット。

白鴎大足利が3対0で作新学院を破って秋と春の雪辱を果たし前身の足利学園として初優勝した1979年以来45年ぶり2度目の優勝を飾りました。

白鴎大足利は全国大会への切符をかけて8月2日から茨城県土浦市で開かれる北関東大会に臨みます。