駒沢大陸上部監督・藤田敦史さん(福島県白河市出身)から直接指導 郡山市で高校生アスリート養成教室

AI要約

駒沢大陸上部監督の藤田敦史さんによるトップアスリート養成教室が開催された。

藤田監督が選手たちにストレッチや練習方法について指導し、参加者から質問も寄せられた。

高校生は藤田監督からのメッセージや刺激を受け、さらなる成長を目指す意欲を示した。

駒沢大陸上部監督・藤田敦史さん(福島県白河市出身)から直接指導 郡山市で高校生アスリート養成教室

 駒沢大陸上部監督の藤田敦史さん(福島県白河市東出身)によるトップアスリート養成教室は25日、郡山市のHRS開成山陸上競技場補助競技場で開かれた。市内8高校の76人が元男子マラソン日本記録保持者から練習方法やストレッチの大切さなどを学んだ。

 市が市制施行100周年と改修を終えた補助競技場の再オープンを記念して企画した。陸上競技場の命名権(ネーミングライツ)を持つ郡山ヒロセ電機の親会社ヒロセ電機(本社・横浜市)が、駒大陸上部とスポンサー契約を今年結んだ縁で駒大の監督、選手らを招いた。

 藤田さんは肩甲骨を伸ばし、股関節の可動域を確保するためのストレッチを教え、「けがを防ぐために継続してほしい」と伝えた。ペース走では部員の亘理魁さん、田丸颯さん(ともに4年)と共に高校生を引っ張った。

 参加者から「ストレッチでカラダを伸ばす時間は」「ラストでスピードを上げるための練習は」といった質問が寄せられた。藤田監督は「失敗から多くを学び、より大きな成功を得られるかが重要。一瞬一瞬を大事に最善の選択をして、よりよい高校生活にしてほしい」と語りかけた。

 全国高校総体(インターハイ)3000メートル障害に出場する渡辺晄月(みづき)さん(帝京安積高3年)は「(駅伝シーズンに向け)学んだことをチームに還元し、全体の底上げをしたい」と刺激を受けていた。

(郡山版)