【山口県】[周南公立大]スポーツ交流を中心に 韓国の中央大体育大学と協定

AI要約

山口県周南市の周南公立大学と韓国の中央大学校体育大学が国際交流協定を締結した。

周南公立大は地域の持続的発展のために海外の高等教育機関との交流を重要視している。

中央大学校と周南公立大の交流は、過去の縁や将来の国際的なスポーツ交流を促進する可能性がある。

【山口県】[周南公立大]スポーツ交流を中心に 韓国の中央大体育大学と協定

 山口県周南市の周南公立大学(髙田隆学長)は24日、韓国の中央大学校体育大学と国際交流協定を締結した。周南公立大の人間健康科学部にはスポーツ健康科学科があり、スポーツを中心とした共同研究、講演会、セミナー開催、学生・教職員の交流に取り組む。

 地域の「成長エンジン」を目指す周南公立大は、地域の持続的発展には地域のグローバル化による人材循環構造の確立と市場拡大が必須ととらえ、海外の高等教育機関との交流に積極的に取り組んでいる。

 中央大学校は首都のソウルに本部があり、16の大学(日本の学部に相当)で3万人が学ぶ総合大学校。体育大学は1998年開設で京畿道安城市にキャンパスがあり、1学年が120人で、日本の大学との協定は今回が初めて。

 周南公立大の中嶋健人間健康科学部長と同体育大学のキム・ジュウ学長が30数年前、筑波大学で同じ研究室に所属し、交流を続けていた縁から今回の協定が実現した。

 この日はキム・ジェウ学長、パク・ソンジェ学部長が訪れて調印式があり、周公大は髙田学長、中嶋人間健康科学部長が出席した。

 キム学長は「実現できる交流から始めたい」と話し、同体育大学が提携している中国の大学と周南公立大学を加えた3大学のセミナーも提案した。

 髙田学長は「スポーツ分野のグローバル化へ、スポーツ交流を促進したい」と意欲を見せていた。