横浜・みなとみらいで「ふれあい警察展」 憧れの仕事を体験、浮き上がる指紋にびっくり

AI要約

夏休みの子どもたちに警察活動を体験させる「ふれあい警察展」が開催され、鑑識活動や通報体験を通じて防犯意識を高める取り組みが行われている。

子どもたちは指紋の採取体験や110番通報の模擬体験など、警察官の仕事に触れながら楽しんで学んでいる様子が伝えられている。

子どもたちは白バイやパトカーにも乗車し、制服の着用なども体験することができ、将来の夢を語る子どももいる。

横浜・みなとみらいで「ふれあい警察展」 憧れの仕事を体験、浮き上がる指紋にびっくり

 夏休みの子どもに警察官の仕事を知ってもらい、警察活動への理解を深めてもらおうと「ふれあい警察展」が25日、横浜・みなとみらい21(MM21)地区のクイーンズスクエア横浜で始まった。神奈川県警の主催で、子どもたちは鑑識活動や110番通報などの体験を通して防犯意識も高めた。入場無料。26日まで。

 鑑識体験では、子どもたちが指紋の採取に挑戦。鑑識課員の手ほどきを受けながら、自分の手形を付けた紙の上に磁石でできた粉末を振りかけると、指紋が銀色に浮かび上がった。横浜市栄区の男児(4)は驚いた様子で「面白かった。将来は警察官になりたい」と目を輝かせていた。

 110番通報の模擬体験は交通事故の目撃者という設定で行われ、参加者は発生場所や被害者の様子、逃走車のナンバープレートなどを伝達。夢は白バイ隊員という男児(8)=同市=は「正確に伝えることに緊張した。実際に使う場面があっても大丈夫」と満足そうに話していた。

 会場では白バイのほか、パトカーや機動隊車両にも乗車でき、子どもたちは制服の着用なども体験していた。