2023年度の沖縄の観光収入が過去最高に 県は今年度人材確保に3倍の予算
AI要約
2023年度の沖縄の観光収入は過去最高の8563億円となり、観光客は853万人を記録。
観光客1人当たりの消費額の増加や円安による需要増などが要因とされる。
2024年度の目標値は953万人の観光客と8987億円の観光収入。人手不足対策も強化される。
2023年度の沖縄の観光収入は、これまでの最高額だった2018年の7341億円を上回る8563億円（※速報値）となり、初めて8000億円を超え過去最高となりました。訪れた観光客は約853万人でした。
コロナ禍からの回復を目指す全国旅行支援などにより、観光客1人当たりの消費額が伸びたことや、円安に伴うインバウンド需要、物価高などが主な要因とみられています。
県は25日、2024年度の目標値を公表し、観光客は953万人、観光収入は昨年度を超える8987億円としています。
観光業界からは人手不足を懸念する声があがっていますが、その対策として県は今年度、昨年度の3倍となる11億円余りの予算を確保していて、デジタル技術を活用した省人化や無人化を進めるための取り組み強化や、県外・海外からの人材確保に向けた支援を行うとしています。
