茨城在住のイラストレーターが図鑑「こんちゅうさがしえずかん」刊行

AI要約

茨城県在住のイラストレーター横山拓彦さんが、「探し絵図鑑シリーズ」第2弾となる「こんちゅうさがしえずかん」を刊行した。

同書籍は、170種以上の昆虫たちを様々な場所から探す「探し絵図鑑」で、カラフルなイラストで描かれた昆虫たちの生態を楽しみながら学ぶことができる。

横山さんは昆虫好きだった幼少期から一転し、昆虫が苦手になった体験を活かし、「何を考えているのか表情が読めない」という苦手意識を持つ人でも楽しめるよう工夫している。

茨城在住のイラストレーターが図鑑「こんちゅうさがしえずかん」刊行

 茨城県在住のイラストレーター横山拓彦さんが7月24日、「探し絵図鑑シリーズ」第2弾となる「こんちゅうさがしえずかん」を刊行した。(水戸経済新聞)

 170種以上の昆虫たちを春夏秋冬の風景や水中、南の島などさまざまな場所から探す「探し絵図鑑」の同書籍。カラフルなイラストで描かれた昆虫たちの生態を眺めながら、遊びを通して学べる構成となっている。価格は1,430円。

 青森県出身の横山拓彦さんは岩手大学連合農学研究科博士課程修了後、イラストレーターとして活動。昆虫の形態観察力を養う目的で始めたスケッチや細密画が、現在の仕事につながっているという。

 横山さんは「デジタル画でもデジタル画に見えないタッチと、昆虫が苦手な人でも手に取りやすい虫の表情が特長」と話す。同書籍には、横山さん自身が昆虫好きだった幼少期から一転し、「何を考えているのか表情が読めない」と中学・高校時代に昆虫が苦手になった体験から、昆虫の姿形に苦手意識を持たず読めるよう表情を加えた。

 対象は2歳~小学生。横山さんは「先入観を持つ前の子どもたちに興味を持ってもらえたら」と話す。