通販サイトで本注文…「欠品で返金のため」2日間で8回、計975万円を送金 鳥取・八頭の40代男性が特殊詐欺被害
鳥取県警によると、40代男性が特殊詐欺被害に遭い、商品代金や返金手続き費用の名目で約975万円をだまし取られた。
男性は通販サイトで本を注文し、支払った代金約7千円が返金されなかったため、計約974万円を詐欺に振り込んだという。
金融機関で指摘を受け、詐欺だと気づいた男性は被害を申告した。
鳥取県警は24日、同県八頭郡在住の40代男性が商品代金や返金手続き費用の名目で、現金と電子マネー計約975万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
県警捜査2課によると男性は13日、通販サイトで本を注文し、代金約7千円を電子マネーで支払った。16日に商品が欠品しており返金する旨の連絡があり「返金のためのシステム認証費用」として、言われるまま17、18の両日に8回にわたって指定された金融機関に現金を振り込んだり、決済アプリに送金したりして計約974万円を支払った。
さらに振り込もうとした際、金融機関の職員に指摘されて詐欺だと気づいたという。