山形県内の手足口病患者数 1医療機関当たり5.21人 国の基準超え2年ぶりに警報発表

AI要約

山形県内で手足口病の患者数が基準を超え、2年ぶりに警報が発表された。

感染症の手足口病は乳幼児に多く、口の中や手足に発疹ができる。

県内では小児科医療機関での患者数が増加し、手洗いやうがいの予防が呼びかけられている。

山形県内の手足口病患者数 1医療機関当たり5.21人 国の基準超え2年ぶりに警報発表

幼い子どもを中心に感染する「手足口病」の山形県内の患者数が国が定める基準を超えたとして県は24日、警報を発表し、注意を呼びかけています。警報の発表はおよそ2年ぶりです。

手足口病は、5歳以下の乳幼児を中心に夏場に流行する感染症で、口の中や手足に発疹が発生し、軽い発熱を伴う場合もあります。

県の定点調査の結果、7月21日までの1週間で小児科医療機関1か所あたりの患者数は、感染拡大の目安となる警報レベルの平均5人を超え、「5・21人」となっています。

地域別では最上が最も多く「8・33人」、次いで置賜が「6・80人」、庄内が「5.57人」、山形市が「5.17人」となっています。

県はおよそ2年ぶりに「手足口病警報」を発表し、手洗い、うがいなどの予防をするよう呼びかけています。