500系新幹線が引退へ…2027年めど “世界最速”時速300キロ実現し博多~東京間結ぶ JR西日本

AI要約

新幹線車両「500系」が2027年をめどに引退することが発表されました。20年以上にわたり山陽新幹線で活躍し、世界最速の時速300キロを実現してきた。

「500系」は多くの子供たちや鉄道ファンに親しまれ、東京ー博多間を走る「のぞみ」として営業運転を開始。新大阪ー博多間を2時間17分で結ぶなど多くの記録を生み出した。

JR西日本によると、新型車両への置き換えが理由で2027年をめどに「500系」の営業運転を終了することとなり、長谷川一明社長はその存在を称えている。

500系新幹線が引退へ…2027年めど “世界最速”時速300キロ実現し博多~東京間結ぶ JR西日本

近未来的な見た目から人気を集めた新幹線車両「500系」。

山陽新幹線で現在「こだま」として活躍していますが、2027年をめどに引退することが発表されました。

JR西日本が独自に開発した新幹線車両500系は1997年3月から東京ー博多間を走る「500系のぞみ」として営業運転を開始しました。

500系は、営業運転としては当時、世界最速となる時速300キロを実現し博多ー新大阪間を2時間17分で結び、多くの子供たちや鉄道ファンに親しまれてきました。

現在は「こだま」として博多ー新大阪間で運行されていますが、JR西日本によりますと、新型車両への置き換えなどを理由に2027年をめどに営業運転を終了するということです。

JR西日本の長谷川一明社長は「山陽新幹線を大いに盛り上げてくれた存在。営業運転終了まで500系の雄姿をご覧いただきたい」としています。