「デーリー文芸」上位作品を書で表現 青森・八戸で杉本敦子さん色紙展

AI要約

杉本敦子さんによる色紙の作品展が八戸市で開催される。作品は「デーリー文芸」の上位作品から着想を得て書かれており、120点以上が展示される。

今年は歌壇、俳壇、柳壇だけでなく、詩壇も含めた作品が展示される。作品には挿絵が添えられており、選評からインスピレーションを得たものもある。

会場では杉本さんの作品以外にも賛助作品が展示され、入場は無料。展示時間は午前10時から午後6時まで。

「デーリー文芸」上位作品を書で表現 青森・八戸で杉本敦子さん色紙展

 本紙文化面で月末に掲載する「デーリー文芸」の毎月の上位作品を、青森県八戸市の書家杉本敦子さんが書で表現した色紙の作品展が24日から、同市の「はっち」1階シアター1で開催される。作品から着想を得て、したためた書の数々が会場を彩っている。28日まで。

 今年で13回目の開催。昨年まで歌壇、俳壇、柳壇は天位のみだったが、今回は地位と人位の作品も書かれた。詩壇は入選1作品で、いずれも期間は昨年7月~今年6月掲載分が対象。総数は120点に上り、見応えのある内容になっている。作品にはそれぞれ挿絵が添えられており、中には作品の選評からインスピレーションを得たものもあるという。

 色紙以外にも、今回のために書き下ろした作品も並ぶ。また、賛助作品として滝尻善英さん、三浦敬さん、田茂順子さん、故蛯名晶子さん4人の作品も展示している。

 杉本さんは「絵や字も見てほしいが、まず文章を読んでみて、その中にいろんな人生があることをかみ締めてほしい」とアピールした。

 入場無料。時間は午前10時~午後6時(最終日は同5時)。