神社の増改築作業中 75歳男性が足場から転落死 岩手県北上市

AI要約

岩手県北上市の神社で増改築工事中の大工が足場から転落し、亡くなる悲劇が起きました。

事故現場は高度な安全対策が不十分だったことが判明し、警察が詳しい原因を調査中です。

高齢でも現場作業を続ける大工の心意気が感じられますが、安全第一の意識が不可欠であることを再認識させられる出来事となりました。

神社の増改築作業中 75歳男性が足場から転落死 岩手県北上市

 23日午後、岩手県北上市の神社で増改築工事をしていた75歳の男性が足場から転落し、搬送先の病院で亡くなりました。

 亡くなったのは花巻市上諏訪の大工、高橋晶志さん75歳です。

 髙橋さんは23日午後4時ごろ、北上市村崎野の神社で建物の増改築工事をしていたところ、高さおよそ1.4メートルの足場から転落しました。

 高橋さんは意識のない状態で市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間後に外傷性脳出血により亡くなりました。

 警察によりますと、高橋さんはヘルメットを付けた状態で、複数の同僚と作業をしていました。

 足場は2つの脚立の上に鉄板を置いた簡易的なものだったということです。

 警察が詳しい原因を調べています。