睡眠時のエアコン「つけっぱなし」と「切タイマー」どっちが快適?節電できる風量は「弱」?「自動」?

AI要約

寝る時のエアコンは『つけっぱなし』が快適な睡眠につながることが検証されています。

エアコンの風量設定は『自動』が節電になることがダイキンの調査で示されています。

適切なエアコンの操作で快適な睡眠と節電を両立することが大切です。

睡眠時のエアコン「つけっぱなし」と「切タイマー」どっちが快適?節電できる風量は「弱」?「自動」?

■寝る時のエアコン「つけっぱなし」と「切タイマー」どっちがおすすめ?

暑さも本番。寝る時のエアコンどうしていますか?

一晩中エアコンのつけっぱなしに抵抗を感じて「切タイマー運転」を使う人は多いかもしれません。実際にはどちらが快適なのでしょうか?エアコンメーカーのダイキンが検証しています。

調査は去年7月に実施。午後10時にエアコンのスイッチを入れ、設定温度は28℃、風量は自動に。

午後11時に就寝しそのまま朝まで『つけっぱなし運転』にした場合と、3時間後の午前2時にエアコンを切る『切タイマー運転』にした場合とで、翌日午前7時までの暑さ指数の変化を計測しました。

暑さ指数は熱中症のリスクを評価する指標で湿度や日射、気温などをもとに算出されます。

検証では『つけっぱなし運転』の場合、暑さ指数に大きな上昇は見られなかったのに対し、『切タイマー運転』の場合はエアコンの停止後に暑さ指数が徐々に上昇する結果に。

ダイキンは「就寝中にエアコンがオフになると、明け方には暑さ指数が熱中症への警戒が必要とされる値まで達する可能性がある」としています。

朝まで『つけっぱなし運転』にした方が快適な睡眠につながりそうです。

■エアコンの風量設定、「弱」と「自動」どっちが節電?

熱中症予防にはエアコンを上手に使いたいところですが、電気代も気になります。

街の人は・・・「自動。エアコンが調整してくれるから外気温にとらわれないかなと思って」「弱の方が節約になるのでは」

意見が割れていますが、エアコンの風量設定は弱か自動か、どっちが節電になるでしょう?

検証をしたダイキンの広報重政さんに聞きました。

ダイキン広報 重政周之さん「正解は『自動』です。風量が自動の場合、エアコンをつけた時に部屋の中をできるだけ素早く効率的に冷やしてくれる。室温が設定温度に到達すると今度はエアコンが自動的に風量を落として室温を維持する運転をします。一方、『弱』の場合は部屋が涼しくなるまでに時間がかかってしまう。その分消費電力がかさんでしまう。」