“天草から甲子園へ”地元からも声援 高校野球熊本大会 熊本国府と天草工が対戦 

AI要約

夏の高校野球熊本大会で行われた準決勝第1試合では、熊本国府と天草工業が対戦。熊本国府が8対1で勝利し、天草工業は甲子園出場の夢を諦めることとなった。

天草市では天草工業を応援するためにパブリックビューイング会場が設けられ、大きな声援が送られた。

試合では熊本国府が先制し、天草工業は粘り強く追いかけたものの、結局は熊本国府に完敗してしまった。

“天草から甲子園へ”地元からも声援 高校野球熊本大会 熊本国府と天草工が対戦 

 夏の高校野球熊本大会は23日、4強対決。準決勝第1試合では秋の九州王者でセンバツベスト16の第1シード・熊本国府と、45年ぶりベスト4進出の天草工業が、決勝進出をかけ対戦しました。

 天草市では、甲子園を狙い旋風巻き起こす天草工業を後押ししようと、2カ所にパブリックビューイング会場が設けられ、声援が送られました。

 試合は2回表に、熊本国府が8番・寺尾の犠牲フライで先制すると、3回表にも6番・元山の2点タイムリーで追加点。天草工業が3点を追いかける展開となります。

 その裏、ここまで4試合中3試合を逆転勝利してきた天草工業は、ランナーを3塁に置いて2番・河本が、つまりながらもセンター前に運び1点を返します。

 しかし、熊本国府に4、5、9回に得点を奪われ、点差は7点に。

 天草工業は、9回裏に2アウトからキャプテン・4番の山崎がデッドボールで出塁すると、続く5番・吉岡がフォアボールを選びランナー1,2塁のチャンスをつくります。しかし6番・小川の打球はショートライナー。

 ノーシードから勝ち上がり、最後まで粘りを見せた天草工業でしたが、第1シード熊本国府に8対1で敗れ、天草から甲子園出場の夢は後輩たちに託されました。