ビンゴと人形劇楽しむ 親子租税教室に122組 三重・松阪法人会

AI要約

公益社団法人松阪法人会が親子租税教室を開催。税金ビンゴや劇を通じて税金の理解を深める。

税金ビンゴでは税金にまつわるクイズや解説が行われ、参加者は楽しんだ。

劇ではいじめられっ子のナメクジとクモばんばの心温まる交流が描かれ、親子で楽しいひとときを過ごす。

ビンゴと人形劇楽しむ 親子租税教室に122組 三重・松阪法人会

 公益社団法人松阪法人会(岩間弘会長、1473社)が20日午後1時半から、三重県松阪市川井町の農業屋コミュニティ文化センター(松阪コミュニティ文化センター)で第15回親子租税教室「税ってなぁ~に‼」を開いた。親子122組(児童170人、保護者173人、幼児25人)が参加。同会女性部会(髙須光代部会長、103人)による税金ビンゴで盛り上がった後、劇団うりんこの公演「クモばんばとぎんのくつした」を鑑賞した。

 開会に当たって岩間会長(69)=㈱三十三銀行特別顧問=が「きょうはお友達とおうちの方と一緒にクイズ、劇を見ていただきながら税金のことを少し勉強していただけたら」とあいさつ。

 税金ビンゴは、税金にまつわる32の言葉のどれかがスクリーンに映し出されたら、受け付けでもらったビンゴカードのその言葉に丸を付け、一列(五つの言葉)がそろったらプレゼントがもらえる趣向。途中で「では、ここで○×クイズです! 日本の消費税は全て10%である。○か×か?」といった具合に質問。答えが示された後、税務署員が扮(ふん)する税金博士が「食料品など生活に欠かせない物の消費税は8%。これを軽減税率と言います」などと解説していた。

 第2部の劇は税金の話ではなく「目立たないように生きていくんだよ」と諭されて育ったいじめられっ子のナメクジの男の子が、クモばんばと出会って自分に自信を持つ心温まる話。参加者は夏休みの初日、親子で楽しいひとときを過ごした。