選手とサポーター触れ合う 天童でモンテ、ファン感謝イベント

AI要約

モンテディオ山形のファン感謝イベント「2024ナツのモンフェス!」が開催され、選手とサポーターが触れ合った。

パリ五輪開催に伴い、リーグ戦が夏季中断期間に入ったため、この時期にイベントが開催された。

キッチンカー爆発事故を受け、再発防止策と防火体制の確認が行われた。

選手とサポーター触れ合う 天童でモンテ、ファン感謝イベント

 サッカーJ2・モンテディオ山形のファン感謝イベント「2024ナツのモンフェス!」が21日、天童市の県総合運動公園で開かれた。選手がサポーターと触れ合い、終盤戦への意気込みとともに、日頃の応援への感謝を伝えた。

 パリ五輪開催により、リーグ戦が夏季中断期間に入ったことに合わせ、この時期に開催した。選手によるサッカー教室やサイン会、トークショーといった定番イベントのほか、飲食エリアでは選手が店員を務め、サポーターと触れ合った。

 MF国分伸太郎、MF杉山直宏の両選手とキックターゲットで対決した天童一中1年谷口春希さん(13)は「目の前で選手と接して緊張したけど、うれしかった。残りのリーグ戦もJ1昇格を目指して応援する」と笑顔で話した。

キッチンカー爆発事故受け、再発防止へ確認シート

 モンテディオ山形ホーム戦の試合会場で、キッチンカーの爆発事故が発生したことを受け、チームを運営するモンテディオ山形は21日、キッチンカーや出店の営業開始前に防火体制を確認し、火災や爆発事故の防止に向けチェックシートを各店舗に配布した。

 同社運営部によると、チェックシートは天童市消防本部と相談して作成。消火器の正しい設置など防火対策や、衛生管理、事故防止など計21項目で、営業開始前に同社に提出することを義務付けた。同社スタッフはキッチンカーなどを回り、ガスボンベの固定状況などを確認した。担当者は「安心して楽しめるスタジアムにしたい」と話した。

 キッチンカーで串焼きなどを販売する男性は、火を止めてからボンベを交換するなど、防火対策の基本を再確認。「気を抜くと命に関わる事故が起きかねない」と気を引き締めた。