世界的バレエダンサー・清沢飛雄馬さん 地元の松本市波田で凱旋の舞

AI要約

波田出身のバレエダンサー清沢飛雄馬さんが地元で凱旋公演を行い、地元住民ら190人が彼のダンスとトークを楽しんだ。

清沢さんとジュリエット・ドハティさんが「アンナ・カレーニナ」の一場面を踊り、観客を魅了した。

清沢さんは幼少期の思い出やバレエに対する情熱を語り、最後には「マイウェイ」を踊って大きな拍手を浴びた。

世界的バレエダンサー・清沢飛雄馬さん 地元の松本市波田で凱旋の舞

 米国のジョフリーバレエ団に所属する、松本市波田出身の世界的バレエダンサー・清沢飛雄馬さん(23)が19日、地元の波田文化センターで凱旋公演を行った。地元住民ら190人が詰めかけ、清沢さんの超一流のダンスと郷土愛あふれるトークを堪能した。

 清沢さんと俳優でアーティストのジュリエット・ドハティさんが出演した。自己紹介の後に二人で、今年5月に同バレエ団が公演した「アンナ・カレーニナ」の一場面を踊って観客を魅了した。

 トークライブでは清沢さんが幼い頃に過ごした波田の思い出や、バレエを究めるために9歳で単身ウクライナに渡った当時の思いなどを語った。最後はソロで「マイウェイ」を踊り、盛大な拍手を受けた。

 来場者からの質問にも応え、新体操でバレエの練習もするという松本市岡田下岡田の児童が「踊る前に緊張しますか?」と尋ねると、清沢さんは「今日もすごく緊張した。でも、緊張しない時の方が思わぬミスが出て危ない。ちょっとの緊張はいいこと」と語った。