馬の脚力、持久力競う 鶴居で大会、道内5乗馬クから参加

AI要約

第24回釧路湿原エンデュランス馬術大会が北海道の鶴居村で開催された。

競技は馬の脚力と持久力を競うエンデュランス馬術で、馬の健康状態管理も重要となる。

大会では60㌔と40㌔の2競技が行われ、一部の参加馬が完走した。

馬の脚力、持久力競う 鶴居で大会、道内5乗馬クから参加

 第24回釧路湿原エンデュランス馬術大会(ホースフェスタinつるい実行委員会主催)が13、14の両日、北海道の鶴居村内で開かれた。道東を中心に道内五つの乗馬クラブから13人が出場し、馬の脚力と持久力を競い合った。

 エンデュランス馬術は「馬のマラソン」とも呼ばれ、数10㌔の長距離を走る競技。コースの約20~30㌔ごとに獣医が馬の健康状態をチェックし、悪ければ失権となるため、速さだけでなく体調管理も重要となる。

 今大会では、村球技場を発着して鶴居市街地や幌呂市街地の川沿い、原野などを走り、砂や砂利、火山灰、草地、土、舗装路と道の性質もさまざまなコースを設定。60㌔と40㌔の2競技を実施した。

 60㌔には6頭、40㌔には7頭が出走し、選手は道内から大阪と全国各地から集まった。このうち釧路、根室勢は中標津町の「はまなす」がそれぞれ2頭ずつ参加した。

 14日午前6時に60㌔、同6時30分に40㌔の競技がスタート。60㌔は2頭のみが完走し、MYSTABLE(十勝管内鹿追町)の水野史郎さんとラブリ(12歳牝)が、すべて完走した40㌔はMYSTABLEの藤熊志保さんとハッピー(7歳牝)がそれぞれ優勝した。