待っていました夏休み 栃木県内14市町で終業式 足利では相田みつをの詩音読

AI要約

栃木県内の公立小中学校と義務教育学校が1学期の終業式を迎え、夏休みが始まった。

桜小では、相田みつをの生誕100年を記念し、いのちをテーマにした詩が朗読された。

児童たちは通知表を受け取り、夏休みの予定や成績について話した。

待っていました夏休み 栃木県内14市町で終業式 足利では相田みつをの詩音読

 栃木県内で3学期制を導入している14市町の公立小中学校と義務教育学校で19日、1学期の終業式が行われた。子どもたちが待ちに待った夏休みが始まる。

 足利市千歳町の桜小(190人)では全児童が体育館に集まった。同市出身の書家・詩人相田(あいだ)みつをの生誕100年を記念し、早川理恵(はやかわりえ)校長が「いのち」をテーマにしたみつをの詩を紹介した。

 「いま ここにしかない わたしのいのち あなたのいのち」

 児童らと一緒に音読し、「命を大切にして、楽しい夏休みを過ごしてください」と呼びかけた。

 終業式後、児童たちは各クラスで担任教諭から通知表を受け取った。初めての通知表に1年小峰美沙(こみねみさ)さん(6)は「もらえてうれしい。1学期は算数の引き算を頑張った」と笑顔を浮かべ、「夏休みは友達とゲームをしたい」と話した。

 県教委によると、2学期制を導入している11市町を含め、県内25市町の公立小中学校と義務教育学校481校は21日から夏休み入り。県立中学の3校は19日と23日からそれぞれ夏休みとなる。