路面電車の"レール溝"にタイヤが挟まりロードバイク転倒か…40代男性 意識不明の状態で搬送され、その後意識回復 『脊椎損傷』の重傷…ススキノ交差点付近を走行中に単独事故 ヘルメットは着用 北海道札幌市

AI要約

札幌市の繁華街ススキノ近くでロードバイクの男性が転倒し、一時意識不明の状態で病院へ搬送された。

男性は脊椎を損傷する重傷を負いながらも、命に別状ない状態に回復した。

警察は男性が市電線路の溝に挟まれて転倒した可能性を調査している。

路面電車の

 札幌市の繁華街ススキノ近くの国道で7月19日朝、ロードバイクを運転していた男性が転倒し一時意識不明の状態で病院に搬送されました。

 事故があったのは札幌市中央区南4条西4丁目の国道36号線、通称「駅前通り」です。

 7月19日午前8時40分ごろ、ロードバイクを運転していた男性(46)が転倒しました。

 警察によりますと転倒直後、付近を通りかかった通行人に「大丈夫ですか?救急車を呼びますか?」などと声を掛けられたのに対し男性は「お願いします」などと答えていましたが、病院へ搬送される際には意識がない状態になっていました。

 男性は搬送先の病院で治療を受けて意識を取り戻し、命に別条ない状態にまで回復しましたが、脊椎を損傷する重傷です。

 男性は転倒直前、ススキノ側から札幌駅方向に交差点を越えて直進していて、札幌市電の軌道近くで倒れていました。

 当時男性はヘルメットを着用していて、スピードが出ていた状態だったとみられ、他の車両や市電と接触した痕跡はありませんでした。

 走行中にロードバイクのタイヤが市電線路のレールの溝に挟まり男性が転倒した可能性があるとみて、警察が当時の状況を調べています。