梅雨末期の豪雨による土石流で8人が犠牲に…土石流から18年 被災自治体の関係者が現場訪れ防災への誓い新たに

AI要約

長野県岡谷市で発生した土石流災害から18年が経ち、市の関係者が現場を訪れ防災への誓いを新たにした。

岡谷市は7月19日を独自の「防災の日」とし、早出一真市長や職員が犠牲者に黙とうを捧げた。

2006年の災害以降、市内では砂防えん堤の整備が進められ、防災減災対策が強化されている。

梅雨末期の豪雨による土石流で8人が犠牲に…土石流から18年 被災自治体の関係者が現場訪れ防災への誓い新たに

8人が犠牲になった長野県岡谷市の土石流災害から18年たった19日、市の関係者が現場を訪れ防災への誓いを新たにしました。

7月19日を独自の「防災の日」と定めている岡谷市では、早出一真(そうで・かずま)市長と市の職員が「土砂災害伝承之碑」を訪れ犠牲者に黙とうを捧げました。

岡谷市では2006年7月19日に湊(みなと)地区や川岸地区で豪雨による土石流が発生し、8人が死亡したほか多くの建物が被害を受けました。

■岡谷市 早出一真市長

「梅雨時期、線状降水帯の発生で一極集中の雨が降る状況にある 防災減災対策や地域の強靭化を進めなければならない」

2006年の災害以前、市内に4基だった砂防えん堤は42基が完成し、現在残り3基の建設が進んでいます。