不動滝の魅力を楽しく発信 高森南小学校6年3組がスタンプラリー企画 8月2、3日【長野県】
高森町高森南小学校6年3組の児童29人が不動滝をPRするためのイベントを開催
不動滝の魅力や歴史を学びながらスタンプラリーを楽しむ準備を進める
参加者を呼び込むために、児童たちが熱心に準備を行いPR活動を展開
長野県高森町高森南小学校6年3組の児童29人が8月2、3の両日、町の観光資源「不動滝」をPRするため、牛牧の同所でスタンプラリーなどのイベントを開く。18日、現地でリハーサルや案内看板の製作、旧売店を活用したゲームコーナーの設置などの準備を進め、「たくさんの人に来てもらいたい」と期待を膨らませた。
標高約1100メートルに位置し、落差50メートルの雄大な景観で魅了する不動滝は、県自然百選の一つ。地域を学ぶ総合学習の一環で5年生時から不動滝について学んできた児童たちは、現地を訪れて魅力に触れるきっかけをつくりたいと、スタンプラリーの実施を計画。4月から企画を練り上げてきた。
不動滝の約600メートル手前から歩くスタンプラリーでは、計七つのスタンプを集める。スタンプは消しゴムを使って児童が手作りした。
道中のチェックポイントでは、児童たちが学んできた不動滝の歴史や名前の由来などに関するクイズを用意し、道路上にはより楽しみながら歩けるようにと、付近に生息する動物の足跡をペイントした。旧売店ではミニゲームや地元飲食店協力による物販も行う。
6年生の女子児童2人は「迫力ある水しぶきがすごい。水や周りの自然もとてもきれい」と不動滝の魅力を語り、「スタンプラリーを一緒に楽しみながら魅力を感じてもらえたらうれしい。ぜひ来てください」と、多くの参加を呼び掛けていた。
時間は両日とも午前10時から午後2時まで。天白公園駐車場からシャトルバスを運行する。問い合わせは同校（0265・35・2250）へ。
