青森・黒石で1500体のこけしオークション ビンテージ中心の東北11系統

AI要約

「ビンテージこけしオークション Exhibition!2024夏」が津軽こけし館で開催中。津軽伝承工芸館主催で、約1500体のビンテージこけしがオークション形式で販売されている。

入札は非公開方式で行われ、最低価格は500円から。参加者は希望のこけしの番号と価格を入札用紙に記入し、ボックスに投函する。落札者は期間終了後に決められる。

オークションの目的ではなく、こけしを見に来るだけでも楽しめるイベント。開催時間は9時~17時で、8月25日まで開催予定。

青森・黒石で1500体のこけしオークション ビンテージ中心の東北11系統

 「ビンテージこけしオークション Exhibition!2024夏」が現在、津軽こけし館(黒石市袋富山)1階イベントホールで開催されている。(弘前経済新聞)

 青森県内外200人の「工人」たちによる約1500体のビンテージを中心としたこけしをオークション形式で販売する同イベント。津軽伝承工芸館でこけし販売店を営む「こけし工房tsuN’agaru(つながる)」が主催する。同店店主の山田拓郎さんは「こけしは30~40年前が中心。自分の好みに合った掘り出し物を見つけてほしい」と話す。

 オークションは入札額非公開方式で行い、最低価格は500円から。500円刻みで入札でき、参加者は入札用紙に希望のこけしの番号と入札価格を記入し、会場内にあるボックスに投函する。落札者は期間終了後に集計して決める。同額だった場合は先に入札した参加者が選ばれる。落札したこけしは日本国内であれば郵送に対応する。

 7月下旬にはホームページにこけしを公開し、メールからの入札もできるようにするという。山田さんは「東北11系統の伝統こけしが1000体規模で展示される機会は珍しい。オークション目的でなく、こけしを見に来るだけでもいいので立ち寄ってほしい」と呼びかける。

 開催時間は9時~17時。入場無料。8月25日まで。