倒れたカーブミラーが児童の頭を直撃… 市では取り外し加工されたミラーなどの取り換え作業始まる

AI要約

新居浜市では、カーブミラーの事故を受けて支柱が腐食したミラーの交換作業を開始しました。

市内全体で53基のカーブミラーが点検され、30基は特に腐食が進んでいたため交換作業が急がれています。

市は市民の安全を守るため、適正な点検を続けて今後の事故防止に取り組んでいるとしています。

倒れたカーブミラーが児童の頭を直撃… 市では取り外し加工されたミラーなどの取り換え作業始まる

今年5月、愛媛県新居浜市の道路でカーブミラーが倒れ、男子児童がケガをした事故を受け、市は17日から支柱が腐食したカーブミラーの交換を始めました。

新居浜市では今年5月、市内宇高町でカーブミラーが強風で倒れ、小学6年生の男の子が頭に軽いけがをする事故が発生しました。

また、倒れたカーブミラーは取り外しが出来るよう加工されていて、市の調査で同様のミラーが4基あることがわかっています。

事故を受け市は17日から対策に乗り出し、このうち市内船木にあった加工されたカーブミラーは撤去され、作業員がおよそ5メートル離れた道路脇に新たなミラーを設置しました。

また緊急点検で確認された特に腐食が進んでいる30基についても、17日から新しいものへの交換作業が始まり、古いミラーを根元から切断し錆止めテープを巻きつけた新しいカーブミラーに取り替えていました。

新居浜市道路課 亀井英明 課長

「ようやっと工事が出来ることなりました。これで市民の安全が守られると思っております。適正な点検をして今後は事故が無いように進めていきたいと考えております」

市の点検では、撤去や更新が必要なカーブミラーは、市内全体で53基確認されていて、特に腐食が進んでいる30基は来月までに。残りの23基は、今年度中に作業する予定です。