山形県内 レンサ球菌咽頭炎の患者数が前週より減少も警報レベル続く 新型コロナは前週より増加

AI要約

山形県内ではA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者数が減少したものの、警報レベルが31週連続で続いており、新型コロナウイルス感染者数は増加傾向にある。

7月14日までの1週間には、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者数が121人報告され、県内の一部地域で警報レベルを上回っている。

対策として県は基本的な感染予防対策の徹底を呼びかけている。

山形県内 レンサ球菌咽頭炎の患者数が前週より減少も警報レベル続く 新型コロナは前週より増加

子どもに多くみられる「溶連菌」の一種、「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の山形県内の患者数は前の週より減少しましたが、31週連続で警報レベルとなっています。一方、新型コロナウイルスの感染者は、前の週より増加しました。

県感染症情報センターによりますと、7月14日までの1週間に県内の定点医療機関から報告があった「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の患者数は121人で、前の週から6人減ったものの31週連続で警報レベルとなっています。保健所別では、山形市、村山、置賜で警報レベルを上回っています。

一方、県内の新型コロナウイルスの感染者数は14日までの1週間で181人報告され、前の週から50人増加しました。保健所別では、置賜で61人、村山で48人、最上で17人などとなっています。

県はこまめな手洗いやマスクの着用といった咳エチケットなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。