夏の行楽シーズン前に技術向上 沖縄の6消防本部が水難救助訓練 「県民の生命を守る取り組み」

AI要約

中部消防長会が浦添市で水難救助訓練を実施。

約60人が参加し、技術向上や連携を確認。

県内の水難事故増加に備え、救助活動の重要性を強調。

夏の行楽シーズン前に技術向上 沖縄の6消防本部が水難救助訓練 「県民の生命を守る取り組み」

 【中部】宜野湾市、浦添市、中城北中城、沖縄市、うるま市、ニライの6消防本部で構成する中部消防長会は6月27、28の両日、浦添市伊奈武瀬の海岸で水難救助訓練を行った。2日間で約60人が参加し、夏の行楽シーズンを前に技術向上や連携などを確認した。

 第11管区海上保安本部も参加。初日は基本訓練、2日目は海上で小型ボートが衝突し、複数人が海に投げ出された事故現場を想定した訓練を実施した。

 浦添市消防本部の石原正常消防長は「近年は県内で水難事故が増加傾向にあり、円滑な救助活動が大切。訓練を通して連携強化を図ることで県民の生命、身体を守る取り組みにつなげる」と力を込めた。(浦添西原担当・新垣玲央)