「実は子どもが入院」とうそ、医療費名目で3000万円詐取した疑い 広島中央署が男逮捕

AI要約

広島中央署が自称会社員の男を子どもの医療費名目で現金約3千万円を詐欺容疑で逮捕。

男は知人女性に偽情報を伝え、5回にわたり現金をだまし取った疑い。

男は借金返済目的で犯行を行い、不審に思われて110番で発覚した。

「実は子どもが入院」とうそ、医療費名目で3000万円詐取した疑い 広島中央署が男逮捕

 顧客から子どもの医療費名目で現金約3千万円をだまし取ったとして、広島中央署は16日、自称広島市安佐北区、会社員の男(32)を詐欺の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は2023年3月22日から24年2月20日までの間、広島市内の知人女性(86)に「実は子どもが入院している」「2カ所臓器移植しないといけない」などと面会してうそを言い、子どもの医療費名目で5回にわたり現金計3040万6350円を受け取ったり、金融機関の指定口座に振り込ませたりしてだまし取った疑い。

 同暑によると、男は住宅関係の仕事で女性宅に出入りしていた。容疑を認め「ギャンブルの借金返済に充てた」と供述しているという。女性が高額な出金をしようとしているのを金融機関が不審に思い、110番して発覚した。