虫をおぼれさせたり、つかまえたりして栄養にする食虫植物 三段池植物園で75種類

AI要約

京都府福知山市猪崎の三段池ラビハウス植物園で食虫植物展が開催されており、様々な食虫植物が展示されている。

食虫植物は昆虫や小動物を捕まえ、栄養にするために進化した植物で、岩場や湿地帯に生息している。

ウツボカズラやハエトリソウなどの食虫植物が75種類約350点展示されており、補虫方法別に分類されている。

虫をおぼれさせたり、つかまえたりして栄養にする食虫植物 三段池植物園で75種類

 京都府福知山市猪崎の三段池ラビハウス植物園(芦田修司園長)で、食虫植物展が開かれている。さまざまな仕掛けで虫を捕らえる草花たちが並び、解説文を読みながらじっくり観察できる。8月31日まで。

 変化させた葉などで、昆虫や小動物を捕まえ、消化吸収して栄養にするのが食虫植物。岩場、湿地帯などに生息し、不足する栄養分を、捕食することで補っている。

 つぼ型に変形した葉の先に水をため、獲物を溺れさせる「ウツボカズラ」、口のように開いた2枚の葉を素早く閉じ、獲物を捕まえる「ハエトリソウ」など、75種類の約350点が補虫方法別に並ぶ。

 開園時間は午前9時~午後5時。大人330円、4歳から中学生まで160円。水曜休園。

 28日には「夏休み親子で楽しむ食虫植物教室」を開く。虫を捕らえる仕組み、育て方などを、みんなで学ぶ。