まるでスパイダーマン!フサオマキザルの壁にはりつく“スゴ技”に「身体能力すごい」の声【激かわアニマル奇跡の瞬間】

AI要約

神戸市立王子動物園に住むフサオマキザルが驚きの身体能力を披露

動画では壁にへばり付く姿がスパイダーマンのようと話題に

壁にはりつく秘密は手足の湿り気がストッパーになっている可能性

まるでスパイダーマン!フサオマキザルの壁にはりつく“スゴ技”に「身体能力すごい」の声【激かわアニマル奇跡の瞬間】

兵庫県にある神戸市立王子動物園で暮らすフサオマキザル。

尻尾が巻いているのが特徴で、尾を木に巻き付けて移動したり、尾だけでぶら下がったりできる器用なサルですが、2024年7月8日の公式Xで、目を疑うような身体能力抜群の“スゴ技”を披露する様子が公開されました。

フサオマキザルたちは、名前の通り尻尾が巻いていて、尾を木に巻き付けて移動したり、尾だけでぶら下がったりできる器用なサルです。

さらに、硬い木の実を石で割ったり、道具を作ってエサをとったり、とても賢く手先も器用なため、“南米のチンパンジー”と呼ばれることもあるそう。

飼育員によると、神戸市立王子動物園で暮らす8歳のフサオマキザル「ホップ」は、協調性がありマイペースな性格。

そんな「ホップ」の驚きの身体能力を捉えた動画が、2024年7月8日に公式Xで公開されました。

「まるでスパイダーマン」とコメントが寄せられた、その“スゴ技”とは…?

この動画は、飼育員が照明の点灯と換気に行ったときに撮影されたものだそうですが、壁をよく見てみると…

なんと、「ホップ」が壁にへばりついている様子が!

他のフサオマキザルは天井の網につかまってぶら下がっている中、「ホップ」は何にもつかまらず、ぴったりと手足が壁にくっついています。

しばらくすると、右手を隣の壁に移動させ、

そのまま両足も隣の壁にはりついて、ものすごい体勢になっていますが、全く落ちる様子がありません!

まるで手足に吸盤がついているような、なんとも器用な“技”を披露し、投稿には「どうやって壁にへばりついてるの?」「身体能力すごい」「これはまさにスパイダーマン」というコメントがたくさん寄せられました。

この“スゴ技”…実は「息を潜めている姿」。

飼育員が入ってきたときに様子をうかがうため、できるだけ動かず見つからないようにしているつもりなんだそう。

こうして壁にへばりつく姿は2週間に1回程度見られるということです。

この“スゴ技”を可能にしているのは、フサオマキザルの「手」。

どのように壁にはりついているのかの「詳細」についてはわからないそうですが、フサオマキザルは手足に自分の尿を付けてにおい付けを行う習性があるので、いつも手足は湿っている状態。飼育員によると、その湿り気がストッパーになっているのではないかということです。

とても賢く器用なフサオマキザルの、驚きの身体能力を発揮した“技”が、カメラに捉えられた瞬間でした。