仙台うみの杜水族館で「あつ森」コラボ企画 「生きものさがし」や「実食」も

AI要約

仙台うみの杜水族館で開催された仙台市宮城野区と任天堂のニンテンドースイッチ用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」とのコラボイベントには、ゲーム内のキャラクターや生き物の展示や体験が楽しめる。

観察コーナーや生き物探し、食事体験など多彩なプログラムが用意されており、参加者はゲームの世界とリアルが融合した体験を楽しむことができる。

イベント限定メニューも提供され、楽しみながら海の生き物の生態を学ぶことができる。

仙台うみの杜水族館で「あつ森」コラボ企画 「生きものさがし」や「実食」も

 仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)で7月13日、任天堂のニンテンドースイッチ用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」とのコラボイベントが始まった。(仙台経済新聞)

 2021年11月~2022年1月に行った前回に続く2回目のコラボイベント。ゲーム内に「サカナ」や「海の幸」として登場する生き物約60種類(標本含む)の展示に、ゲーム内のキャラクター「フータ」による解説と水族館スタッフによる豆知識を記したパネルを用意。館内各所にゲームのキャラクターのパネルも設置する。館内を巡って25種類の生き物を探す「生きものさがし」(参加費200円)も行う。

 2階企画展示室では、ヘラクレスオオカブトやオウゴンオニクワガタや、カラスアゲハやオニヤンマなどゲーム内に登場する虫の観察コーナーも展開。「海獣ひろば」では期間中の特定日、飼育員による解説を聞きながら、さまざまな貝殻の中からホタテを探す「ホタテ探し」(参加料100円)を行う。

 1階フードコートでは「海の幸 実食体験」と題してイベント限定メニューを提供。「フライドポテト アンチョビマヨディップ」(650円)、「焼きホヤ」(780円)、「イカのしょうが焼き丼」(1,050円)、「アジフライ定食」(1,100円)、「帆立バター塩ラーメン」(1,180円)。期間中、フードコートと2階の軽飲食店「cabana」では、ゲームに登場するカフェ「喫茶ハトの巣」のマークが描かれたスリーブ付きカップでドリンクを販売する。

 同館広報担当者は「『あつまれ どうぶつの森』の世界とリアルがつながる体験を通して、海の生き物の生態について楽しく学んでほしい」と話す。

 開館時間は9時~18時30分(7月27日以降は期間により異なる)。入館料は大人=2,400円ほか。「生きものさがしカード」1枚とオリジナルサンバイザーをセットにした前売り券も販売する。9月1日まで。