海南駅前にホテル「ルートインGrand」 レストランのみ利用に対応

AI要約

ホテル「ルートインGrand(グランド)海南駅前」が6月30日に開業した。JR紀勢本線海南駅西口から50メートル、阪和自動車道海南インターチェンジから車で1.4キロに位置し、全248室のハイブランドの「グランド」仕様を提供している。

海南市と災害時の宿泊施設利用の協定を締結し、災害時には被災者や支援者を受け入れる。宿泊料は8,000円~3万2,500円で、レストラン「NAGOMI」では朝食バイキングや夕食の提供を行っている。

近畿・中国・四国総支配人は「海南はビジネス需要が見込める街であり、立地や居心地の良さをアピールしていきたい」と述べた。チェックイン・アウトの時間やレストランの営業時間も明記されている。

海南駅前にホテル「ルートインGrand」 レストランのみ利用に対応

 ホテル「ルートインGrand(グランド)海南駅前」(海南市名高、TEL 050-5211-5841)が6月30日、開業した。経営は「ルートインジャパン」(東京都品川区)。(和歌山経済新聞)

 同施設はJR紀勢本線海南駅西口から50メートル、阪和自動車道海南インターチェンジから車で1.4キロ。鉄筋コンクリート造り12階建て、全248室が同社のハイブランドの「グランド」仕様。バリアフリールームや上層階には定員4人のフォースルームも用意する。総収容人数は345人。人工温泉の大浴場(宿泊客のみ利用可)、平面駐車場32台を備える。建築総事業費は20億円。ルートイン346施設目で、県内では橋本市、紀の川市、和歌山市に次ぐ4施設目。

 同社は6月28日、海南市と災害時の宿泊施設利用の協定を締結した。災害時には、妊産婦や高齢者、復旧の支援者を受け入れる。和歌山県内では紀の川市に続き2例目。

 宿泊料は、シングル1泊=8,000円~、セミダブル=1万2,000円、ツイン=1万5,000円~、フォース=3万2,500円~など。レストラン「NAGOMI」は95席。朝食バイキングは、作りたての料理を提供する「ライブキッチン」、夕食は同社創業地・長野県上田市にちなんだ「上田カリー」などを提供する。朝食は大人=1,500円、小学生=750円。朝食・夕食共にレストランのみの利用にも対応する。

 近畿・中国・四国総支配人の柄澤輝幸さんは「海南は日用品産業の街。全国に取引先があるのでビジネス需要が見込める。駅前でありながらインターチェンジに近く、熊野古道方面にもアクセスがいい。海南ならではの立地や居心地の良さをアピールしていきたい」と話す。

 チェックイン=15時、チェックアウト=10時。レストラン営業時間は、朝食=6時30分~9時、夕食=18時~22時。夕食は日曜・祝日定休。