東海岸大型MICE建設後の交通量シミュレーション イベント前後は「国道の通過所要時間が2倍」

AI要約
沖縄本島の東海岸で大型MICE施設建設による交通渋滞の試算が2倍になる可能性があることが明らかに県が2022年度から昨年度にかけて行ったシミュレーション調査結果に基づき、交通所要時間が増加する見通しがあることが示された与那原バイパスや国道329号などでの交通量調査が引き続き実施される予定
東海岸大型MICE建設後の交通量シミュレーション イベント前後は「国道の通過所要時間が2倍」

沖縄本島の東海岸で大型MICE施設が建設された場合、周辺道路を通過する所要時間が最大で2倍になると県が試算していることが明らかになりました。

▽徳田将仁県議 「MICEイベント時の交通渋滞の予測はどのようになっているか」「具体的に教えて頂きたい」

県議会6月定例会の一般質問2日目、自民党の徳田将仁議員は「大型MICE施設でイベントがあった際の交通渋滞予測」について質しました。

県は2022年度から昨年度にかけて行ったシミュレーション調査の結果に基づき、MICEへの導線となる国道329号の一定の区間で、所要時間が3分から6分に増える見通しを明らかにしました。

また、与那原バイパスの一定の区間では、4分から6分に増えたということです。

MICE建設予定地にほど近いグラウンドでは来月、与那原大綱曳が開催されるため、県は引き続き、交通量調査を実施する予定です。