大雨の影響…国の史跡「津山城跡」（鶴山公園）で石垣の一部崩落し市が調査 １９日まで休園【岡山】
AI要約
７月１５日の大雨の影響で津山市にある国の史跡・津山城跡の石垣の一部が崩落したことを受け、津山市は専門の職員を現地に派遣し、調査を始めました。
津山城跡の二の丸にある長柄櫓に築かれていた石積みが高さ１３メートル、幅約３０メートルにわたって崩れたことが確認されました。
崩落した石が大きいものから小さいものまで計１００個以上あり、市は復旧を含めた対応を検討しています。
７月１５日の大雨の影響で津山市にある国の史跡・津山城跡の石垣の一部が崩落したことを受け津山市は、専門の職員を派遣し、１６日朝から現地調査を始めました。
１５日午後４時１０分ごろ、国の史跡・津山城跡の二の丸にある長柄櫓に築かれていた石積みの一部が高さ１３メートル、幅約３０メートルにわたって崩れました。
津山市文化課の職員らが１６日朝から現地を訪れ崩落の状況を確認したほか他の場所で危険な所がないか調べています。崩落した石は大きなものは１辺が１メートルを超え、小さなものも加えると１００個以上あるということです。
（津山市文化課 豊島雪絵主幹）
「石垣のほとんどが崩落している 今後復旧に向けた検討をしていく」
市によりますと今回の崩落現場では７月４日、地面に全長６．２メートル幅１センチ深さ１５センチの亀裂が入っているのが確認され、シートで覆って雨への対策をしていたということです。
市は、安全の確保と崩落の原因を調査するため、付近を立ち入り禁止にし、７月１６日から１９日まで公園を休園することにしています。
