長野県内の夏山の遭難防止対策を強化 去年は101件発生し10人が死亡

AI要約

長野県警の山岳安全対策課は夏山期間中に遭難防止対策を強化している。

夏山の遭難件数は昨年増加し、警察は態勢を整えている。

警察は救助訓練を行い、登山者への指導や情報発信も実施している。

長野県内の夏山の遭難防止対策を強化 去年は101件発生し10人が死亡

長野県警の山岳安全対策課は登山客が増える7月から8月にかけてパトロールの実施など遭難防止対策を強化しています。

県警によりますと、7月と8月の夏山期間中は、北アルプスなど主な山に山岳遭難救助隊員を常駐させ、パトロールを行います。

また、主な登山口に相談所を開設して登山者の指導を行うほか、公式のXやYouTubeなどを活用して、情報発信を実施します。

夏山の遭難件数は新型コロナの感染が始まった2020年は47件にとどまったものの、去年は101件発生し、10人が死亡しています。

警察は救助訓練なども行い、態勢を整えることにしています。