国道交差点、青信号だけが外れて宙づり状態に…何が起きた?

AI要約

信号機が壊れているという110番通報があり、青信号の部分が宙づり状態になっていた。米子警察署が修理を依頼し、事故は発生していない。

信号灯器の破損原因は調査中だが、金具部分の経年劣化が考えられる。定期点検では兆候が確認できなかった。

警察は引き続き原因調査を進めており、信号機の安全管理が重要であることを強調している。

国道交差点、青信号だけが外れて宙づり状態に…何が起きた?

「信号機が壊れている」そんな情報が視聴者から寄せられました。

しかしその壊れ方は想像していたものとは違い…信号の青い部分が外れて宙づり状態に。なぜこんなことになったのでしょうか。

米子警察署によりますと12日午前9時20分頃、「交差点で信号機が一部壊れている」という110番通報がありました。

現場は鳥取県米子市内。国道431号にある西福原東交差点の自動車用の信号機で、視聴者から寄せられた写真を確認すると、青信号の部分だけが外れてレンズごと落ち、電気ケーブル1本で宙づり状態になっています。

通報を受けた米子警察署は交通整理を開始するとともに、委託業者に修理を依頼。信号灯器ごと交換し、午前11時20分頃には修理が完了しました。今回の信号灯器破損による事故などの情報は入っていないということです。

鳥取県警察本部によりますと、破損の原因については調査中ですが、レンズを止めている金具部分が経年劣化により損傷したことが一因ではないかということです。

信号灯器の点検は1年に1回行っており、「信号灯器自体に破損はないか」という項目があるものの、目視による点検ということもあり、今回起きた破損の兆候は確認できていなかったということです。

警察では、破損した信号灯器から、引き続き原因調査を進めていくとしています。