【久米南町長選】 今後のまちづくりを争点に舌戦 14日投開票/岡山・久米南町

AI要約

久米南町長選が14日に投開票される。現職の片山氏と新人の長畑氏が少子化対策や町づくりを争点に競い合う。

片山氏は少子化対策強化や空き家活用、AI活用のデマンド交通維持などを掲げる一方、長畑氏は子育て支援や若者への支援策整備を訴えている。

投票は当日の午前7時から午後6時まで行われ、有権者数は3874人。開票は同7時15分から町役場で行われる。

 任期満了に伴う岡山県久米郡の久米南町長選は14日、投開票される。いずれも無所属で、3選を目指す現職の片山篤氏(66)=神目中=と、新人で美容業の長畑里美氏(40)=下弓削=が少子化対策に対応した今後の町づくりなどを争点に舌戦を繰り広げている。

 片山氏は「さらに一歩踏み出した少子化対策などで持続可能な町づくりに挑む」とし、▽小中学校給食費の無償化継続▽出産祝い金の第四子以降拡充▽空き家活用で移住者増▽AI活用のデマンド交通維持―などを掲げる。

 長畑氏は「住んでいて良かったと思ってもらえるまちにしたい」とし、▽安心して子どもを産み育てられるまちづくり▽若者が希望を持ち、住みたくなるまちづくり▽各自治会の負担軽減支援策整備―などを掲げる。

 投票は14日午前7時~午後6時、町内6カ所で行われ、開票は同7時15分から町役場議場で。7月8日現在の有権者数は3874人(男1849人、女2025人)。