児童33人が生き物観察 ウニやヒトデに歓声 館山(千葉県)

AI要約

館山市の西岬、豊房、神余小の1、2年生による交流会が4日、西岬小学校で行われた。児童33人が館山の海の生物に触れながら、交流を楽しんだ。

旧館山二中に進学する小規模校同士の交流会として始まり、それぞれの学校で異なる特色を生かした交流会が長年続けられている。今回は、海洋学習をしている西岬小の児童が、豊房、神余の児童に海洋生物を案内する形で展開された。

当初は、学校近くの海岸で磯遊びの予定だったが、熱中症警戒アラートが発表されたため校内での観察となった。お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所(同市香)の宇田川澄生特任助教が、同研究所から搬入した25種の海洋生物を展示し、グループごとに観察した。

児童33人が生き物観察 ウニやヒトデに歓声 館山(千葉県)

館山市の西岬、豊房、神余小の1、2年生による交流会が4日、西岬小学校で行われた。児童33人が館山の海の生物に触れながら、交流を楽しんだ。

旧館山二中に進学する小規模校同士の交流会として始まり、それぞれの学校で異なる特色を生かした交流会が長年続けられている。今回は、海洋学習をしている西岬小の児童が、豊房、神余の児童に海洋生物を案内する形で展開された。

当初は、学校近くの海岸で磯遊びの予定だったが、熱中症警戒アラートが発表されたため校内での観察となった。お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所(同市香)の宇田川澄生特任助教が、同研究所から搬入した25種の海洋生物を展示し、グループごとに観察した。

児童らは、ヤドカリやウニ、ヒトデ、ウミウシなど、2~4種を入れた7つのトレーを順に回り、手に取って感触や形、反応を確かめた。西岬小の児童は「(ウニの)とげに注意して」「手のひらにのせると見やすいよ」などとアドバイスしながら他の児童をリード。「ヒトデの足が一つない」「水が出てきた」などと声を上げ、さまざまな生き物の姿に目を輝かせていた。

森田ひよりさん(西岬小2)は、「きょうのために準備してきて、たくさんのお友達が喜んでくれてうれしかった。秋にまた会うのが楽しみ」と感想を話していた。