「五輪で技術出し切る」 スケボー女子 草木選手 茨城県知事表敬
AI要約
土浦日大高通信制課程1年の草木ひなの選手がパリ五輪のスケートボード女子パーク日本代表に選ばれ、意気込みを語った。
草木選手は母親の影響で小学2年から競技を始め、高難度の技「540」を得意としている。
県庁や母校を訪れた草木選手は、表彰台に立ちたいと意気込みを述べる一方、地元のサポートを受けつつリラックスして臨む姿勢を示した。
パリ五輪のスケートボード女子パーク日本代表に選ばれた、土浦日大高通信制課程1年の草木ひなの選手(16)=茨城県つくば市出身=が12日、県庁の大井川和彦知事と柳橋常喜県教育長をそれぞれ表敬訪問し、「パリ五輪では悔いの残らないよう自分の技を出し切りたい」と意気込みを語った。
草木選手は、同競技を楽しむ母親の姿を見たことをきっかけに小学2年で競技を始めた。得意技はジャンプしながら1回転半する「540(ファイブフォーティー)」。難易度が高く、習得するまでに手首や足などのけがも多かったが、恐怖心よりも「技を決めたい」という思いの方が強かったという。練習を続けた結果、今では得意技の一つになった。各大会では、好物のおにぎりや干し芋を食べて栄養補給している。
大井川知事と面会した草木選手は「表彰台に立てるように頑張ろうと思います」と抱負を述べた。大井川知事は「県民も楽しみにしている。楽しんで頑張ってください」とエールを送った。柳橋教育長は「リラックスして楽しんで試合に臨んでください。応援しています」と背中を押した。
草木選手は同日、母校がある同県土浦市の安藤真理子市長も表敬訪問した。
