バレー古賀紗理那の引退表明、中国も悲しみ「もったいない」「残念」 一方で「いいことかも」の声も

AI要約

バレーボール女子日本代表主将の古賀紗理那がパリ五輪を最後に現役引退を発表。中国のファンも驚き、惜しむ声が広がっている。

古賀は28歳までバレーボールを愛し続け、感謝の気持ちを述べながら引退を決意。中国のファンも彼女の貢献に触れている。

パリオリンピック後の引退会見を予定し、五輪での応援を呼びかけている。

バレー古賀紗理那の引退表明、中国も悲しみ「もったいない」「残念」 一方で「いいことかも」の声も

 バレーボール女子日本代表主将の古賀紗理那が9日、自身のインスタグラムでパリ五輪を最後に現役を引退すると発表した。この発表は、長年しのぎを削ってきた中国のファンにも衝撃を与えている。「早すぎる。まだまだやれるのに」「中国にとってはいいことかも」など、SNS上には様々な反響が集まっている。

 古賀は自身のインスタグラムに「いつも応援してくださるファンの皆様、関係者の皆様にご報告です」との文面とともに、メッセージ画像を掲載。「パリオリンピック2024をもちまして、現役を引退することにしました」と記した。

 大会前の電撃報告で日本ファンを驚かせたが、中国のネット上も騒然となっていた。現在世界ランク7位の日本と同6位の中国は共にパリ五輪にも出場する。ライバル国のエースの引退発表に、中国版SNS「WEIBO」ではさまざまな投稿がなされていた。

「あんなに強いのに引退するなんてもったいない」

「早すぎる。まだまだやれるのに。残念すぎる」

「パフォーマンスピークでやめるのもまたかっこいい」

「若すぎる。日本の選手は引退が早い」

「まだ若いけど、いろいろな故障が出る前にやめるのもいいと思う」

「今年になってやたらに元気になったと思っていたら、なんと引退するつもりだったんだ」

「古賀さんの選択を尊重したい」

 古賀の早すぎる引退を惜しむ声が届く中、「彼女がいなかったら、日本の今の陣容ではレベルが1ランク下がる。でも、中国にとってはいいことかも」「来年の世界選手権では彼女が見られないんだ! とってもかわいい日本の背番号3。でも中国女子バレーの監督は、アジアトップがとれるから喜んでいるかも」など、古賀引退が中国にとっては追い風となる可能性に触れた意見もあった。

 古賀は自身のインスタグラムには「小学2年生からバレーボールを始め、“もっとバレーボールが上手くなりたい!”の一心で皆様の力を借りながら28才まで続けることが出来ました。全ての経験と出会いが今の私を作ってくれました。本当に感謝しています」とつづり、「パリオリンピック後に引退会見を予定しています。パリオリンピックにバレーボール人生の全てを懸けて戦います。最後まで応援宜しくお願いします」と続け、五輪での応援を呼びかけている。