具体的な症状や発熱等は…『手足口病』とはこんな病気 飛沫や接触によって主に“5歳以下”の子供が感染
手足口病が幼い子供を中心に流行しており、症状や感染対策について調査しました。
症状は口内や手足に発疹が現れ、発熱することもあるがほとんどが数日で治る。感染力が強いため、対策が重要。
保育園や学校への出席については、熱がなくても2〜3日の休養が望ましい場合もある。事前に施設のルールを確認しよう。
幼い子供を中心に「手足口病」が流行しています。主な症状や感染対策などについて調べました。また、学校などに通っていいのかについて、医師の見解を聞きました。
手足口病について、厚生労働省のホームページによると、以下のような症状がでます。
<主な症状>
▼主に口の中、手のひら、足の甲、足の裏などに発疹ができる
▼約9割が5歳以下
▼約3分の1が発熱するが、あまり高熱にはならない
▼ほとんどは数日で治るが、まれに髄膜炎や脳炎などを引き起こすことも
手足口病は飛沫や接触によって感染するため、対策が大切です。
<感染対策>
▼石けんと流水で手を洗う、おむつ交換後は特に注意
▼家族の間でタオルを共用しない
▼おもちゃを消毒する
保育園や学校などに通っていいのかについて、一般的には「熱などがなければ休む必要はない」とされていますが、施設によってはルールを決めているところもあるため、事前の相談が必要です。
名古屋市西区の「みわた小児科」の三輪田院長は、熱などがなくても『感染力が強いので、発症から2~3日ぐらいは休んでほしい』と話しています。