「手足口病」宮城県が全域に警報発表 大崎保健所管内で基準となる5人を上回る

AI要約

宮城県内で手足口病の患者が増加しており、県全域に警報が出されている。

手足口病は特に5歳以下の子どもに多く見られ、発熱を伴うこともある。

感染者数が増加しているため、石けんを使った手洗いやおもちゃの消毒など感染予防が重要である。

「手足口病」宮城県が全域に警報発表 大崎保健所管内で基準となる5人を上回る

手や足、口などに発疹ができる「手足口病」の患者が宮城県内で増えていることから、県は11日、県全域に警報を出して注意を呼びかけています。

手足口病は、手や足、口の中などに2~3ミリの発疹ができるウイルスによる感染症です。5歳以下の子どもに多く、発熱する場合もあります。

県によりますと7月7日までの1週間に大崎保健所管内で1医療機関あたりの感染者数が平均7人となりました。警報発表の基準となる5人を上回ったため、県は、県全域に警報を出しました。手足口病は、他の地域でも感染者数が増加傾向にあるほか、夏場に流行のピークを迎えるということです。

県は、石けんを使ってこまめに手洗いをする、乳幼児がよく触れるおもちゃをこまめに消毒するなど感染予防の徹底を呼びかけています。