おりづるタワーの折り鶴100万羽達成 観光客が平和を願い折る 広島

AI要約

原爆ドームの隣にある「おりづるタワー」で観光客が平和を願って折った折り鶴が100万羽に達し、記念のセレモニーが行われました。

おりづるタワーは折り鶴を投げ入れる「おりづるの壁」が観光名所であり、見事な風景を提供しています。

100万羽目の折り鶴を折った平原奏一郎さんは家族と共に、世界平和と家族の安全を祈りながら折り鶴を投入しました。

おりづるタワーの折り鶴100万羽達成 観光客が平和を願い折る 広島

原爆ドームの隣にある「おりづるタワー」で観光客が平和を願って折った折り鶴が、12日、100万羽に達し、記念のセレモニーが行われました。

おりづるタワーは上層階から折り鶴を投げ入れる「おりづるの壁」が観光名所となっていて、ガラス張りの壁面に積み重なって見えるのはすべて折り鶴です。

2016年のオープン以来、100万羽目となったのは広島市佐伯区から訪れた平原奏一郎さんの家族で、妻の佳奈子さんたちと折った折り鶴を「おりづるの壁」の投入口から落としました。

【100万羽目の折り鶴・平原奏一郎さん】

「世界が平和でありますようにという気持ちと家族が健康に安全に過ごせるようにと気持ちを込めて折りました。下に折り鶴がいっぱいあって、みなさんいろんな気持ちを込めて折り鶴を折られて、それがいっぱい積み重なっていると思うと、すごい感慨深い気持ちでした」

「おりづるの壁」の折り鶴は来年の被爆80年に合わせて取り出し、活用される予定だということです。

【ヒロマツホールディングス・松田哲也会長】

「きょう100万羽。100万1羽でまたスタートして本当にうれしく思います。折り鶴の壁に投入すればするほど世の中が平和になっていくことを願い、これからも色々と発信していきたい」