奈良市 ホテルなどへの避難支援制度 警報発令前の個別避難にも適用

AI要約

奈良市は豪雨や警報が発令された時にホテルや旅館への避難支援を拡充した。

市内の11の施設を利用可能で、災害の恐れがある場合に個別避難が可能となった。

市長はニーズに応える取り組みとして仕組みを整えており、特定の方々にとって重要な支援となる。

奈良市 ホテルなどへの避難支援制度 警報発令前の個別避難にも適用

 奈良市は11日、豪雨などで警報が発令されている時などに、ホテルや旅館へ避難できる支援を、警報発令前の避難にも拡充しました。

 市では2020年7月から、市内にある11のホテルや旅館に避難することができる、支援制度を行っています。しかし警報が出ていない時でも、一部の地域で土砂崩れや火災などの危険性が高まる可能性があることから、市では11日から、警報発令前でもホテルなどへの個別避難ができるよう支援を拡充したということです。

奈良市 仲川市長

「特定少数の方だけれども、著しい困りごとを抱えておられる方もおられます。こういった仕組みを用意をしておくということは、非常にニーズがあるんじゃないかなと。」

 この支援制度は、災害の恐れがあり避難が必要だと市が判断した場合に、利用できるということです。