【山形】11日午後2時00分現在の最上川(写真) 新庄市本合海の水位は3.86メートル 水防団待機水位を超えた状態続く

AI要約

最上川の水位が上昇しており、警報級の雨の心配はないものの今後も水位が上がる可能性がある。

11日午後2時に新庄市本合海・最上川の水位が3.86メートルを超えており、注意が必要。

水防団待機水位やはん濫危険水位など、各水位の定義や意味について詳しく説明されている。

【山形】11日午後2時00分現在の最上川(写真) 新庄市本合海の水位は3.86メートル 水防団待機水位を超えた状態続く

おとといから降り続いた雨の影響で、最上川の下流で水位が上昇しているか所があります。

気象台によりますと、警報級の雨の心配は当面ないようですが、これまで降った雨の影響で今後も水位があがる可能性があります。ご注意ください。

 11日午後2時の新庄市本合海・最上川の水位は水防団待機水位(3.80メートル)を超えています。

本合海、午後2時現在の水位は3.86メートル。画像↓

午後1時30分現在の水位は3.87メートルでした。

本合海 午後1時30分現在の画像↓

画像:国土交通省 河川防災情報より

○用語解説

■水防団待機水位

水防法の「水防警報対象河川」の主要な水位観測所に定められている水位です。同法で定める各水防管理団体が、水防活動に入る準備を行うための水位のことです。

■はん濫注意水位

水防法の「水防警報対象河川」の主要な水位観測所に定められている水位です。同法で定める各水防管理団体が、水害の発生に備えて出動し、又は出動の準備に入る水位です。

■避難判断水位

「洪水予報対象河川」の主要な水位観測所に設定される「氾濫の恐れが生じる水位」で、洪水予警報の発表において用いられます。

■はん濫危険水位

堤防の設計・整備などの基準となる水位で、計画上想定した降雨から算出された流量をダムなどの流量調節施設と組みあわせて各地点の計画流量を決定し、それに対する水位として決定したものです。河川の計画上の水位なので、堤防が完成していなければ、この水位より低い水位で氾濫などが発生する可能性があります。