駐車場は開放待つ車で混雑、必要コストは値上がり… 銚子みなとまつり花火、駐車場有料化で予約制に

AI要約

銚子市の夏の風物詩「銚子みなとまつり」の花火大会は8月3日、利根川河畔で開催。有料化に伴い、事前予約制で専用サイトから駐車場チケットが販売される。

花火大会は2日間開催され、昨年は7万人以上の来場者があった。今年の花火は午後7時半から8000発の打ち上げ予定。

無料駐車場が有料化された理由は、交通混雑対策と花火大会の運営費確保。収益は運営費に充てられ、持続可能な開催が目指されている。

駐車場は開放待つ車で混雑、必要コストは値上がり… 銚子みなとまつり花火、駐車場有料化で予約制に

 銚子市の夏の風物詩「銚子みなとまつり」の花火大会は8月3日、利根川河畔で開催される。昨年まで無料で貸し出されていた公式駐車場は、交通混雑減少や花火大会の運営資金確保につなげるため、事前予約制で有料化する。

 7月1日から専用サイトで有料観覧席を販売し、購入者対象に駐車場チケットを先行販売している。一般販売は16日正午から。同サイトのみで取り扱い、売り切れ次第終了。当日販売なし。今年の公式駐車場は市役所250台(1台2000円)と唐子町公園110台(同1500円)。

 同まつりは市や銚子商工会議所などでつくる実行委員会が翌4日のみこしパレードと合わせ2日間開く。4年ぶりとなった昨年の花火は約7万人の人出があった。今年は3日午後7時半から約8000発を打ち上げ予定。荒天時は10日に延期する。

 市観光商工課によると、昨年まで無料駐車場は当日先着順で利用でき、開放時間を待つ車で混雑が発生。改善策を検討していた。一方で花火の打ち上げや警備、会場設営など必要コストは値上がり。有料化の収益は花火大会の運営費に充て、持続可能な開催につなげる。

 河岸公園に設ける有料席は「通常シート」が中学生以上3000円など。専用サイトは市ホームページから確認できる。