和歌山県海南市で商店主死亡・強盗殺人と断定し県警が捜査本部設置

AI要約

和歌山県海南市下津町の商店で経営者が殺害され、現金が盗まれた強盗殺人事件が発生。

事件現場では経営者が血を流して倒れており、現金が店から盗まれていることが確認された。

調査中に経営者の行動パターンや事件の発生時刻などが明らかになり、捜査本部が設置された。

和歌山県海南市下津町の商店で経営者の男性が店で血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されたことを受け、和歌山県警察本部は、その後の調べで店のレジなどから現金が盗まれていることなどがわかったため強盗殺人事件と断定し、海南警察署に捜査本部を設置しました。

死亡が確認されたのは、海南市下津町の商店経営・大道正富さん(66)で、10日午前8時半頃、この店の女性従業員が厨房で血を流してうつ伏せになって倒れている大道さんを見つけました。

大道さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。県警によりますと大道さんは頭部に骨折した痕などがあるほか、店のレジから現金5万円が抜き取られているなど店の中から現金がなくなっていることがわかりました。

このため、県警は強盗殺人事件とみて海南警察署に捜査本部を置き捜査に当たっています。

これまでの調べで、大道さんは家族が10日午前6時頃自宅にいるのを確認していて、その後午前7時ごろには自宅にいなかったと説明しているということです。

また、店のガラスが割られたり鍵がこじ開けられ様子はなく、大道さんが殺害されたのは店に到着後従業員が発見するまでの間とみられ、司法解剖をするなどして詳しい死因を調べています。

現場はJR紀勢線の下津駅からおよそ1キロのところです。