淡河町で「神戸・地域おこし隊員」が個展 里山風景作品10点、自作曲披露も

AI要約

神戸地域おこし隊員の五十嵐浩輔さんが淡河町で個展を開催中。

彼はデザイナーから神戸地域おこし隊員に転身し、淡河町の風景をデジタルで描いた作品を展示。

作品によってふるさとを思い出す来場者も多く、会場内ではアンビエント・ミュージックも流れる。

淡河町で「神戸・地域おこし隊員」が個展 里山風景作品10点、自作曲披露も

 神戸地域おこし隊員の五十嵐浩輔さんが現在、「ヌフ松森医院蔵ギャラリーGiGi」(神戸市北区淡河町野瀬)で個展「淡河町(おうごちょう)の風景」を開催している。(神戸経済新聞)

 元々デザイナーという五十嵐さんは現在、兵庫県外からの移住者が神戸市の里山・農村で地域おこし活動を行う「神戸地域おこし隊」の隊員として、淡河町で活動している。個展の開催は今回が初めて。

 「淡河町の色彩の豊かさに魅せられた」という五十嵐さんは今回、四季折々の同町の風景をデジタルで描きロール型の大型インクジェットプリンターで印刷した作品を会場に展示する。「余白と静寂」をテーマにした作品約10点を紹介するほか、会場内には、五十嵐さんが淡河町をイメージして制作したというアンビエント・ミュージックを流す。

 五十嵐さんは「来場者からは『ふるさとを思い出す』という声をいただくことが多い。神戸市は港町として海や都心に注目されがちだが、淡河町のような農村風景も神戸にあることを知っていただけたら」と話す。

 開催時間は10時~16時。木曜・金曜・土曜・日曜のみ。入場無料。7月28日まで。