# 地域おこし

長浜に高時川が見下ろせる「喫茶高時」 地域の魅力を伝える交流の場に
2024.07.05

長浜に高時川が見下ろせる「喫茶高時」 地域の魅力を伝える交流の場に

 古民家カフェ「喫茶高時」(長浜市木之本町)が7月6日、長浜にオープンする。(長浜経済新聞) 店主は埼玉県出身の船崎桜さん。2021年に東京都から移住し、長浜市地域おこし協力隊としてローカルメディアとの協働による情報発信と、移住者ネットワーク・コミュニティーづくりによる関係人口・

栃木県内で51年ぶりの清酒蔵 鹿沼の小林醸造、旧小学校体育館を改装し竣工式
2024.07.05

栃木県内で51年ぶりの清酒蔵 鹿沼の小林醸造、旧小学校体育館を改装し竣工式

 清酒製造業の小林醸造(栃木県鹿沼市上粕尾、小林一三(こばやしいちぞう)社長)は4日、同所の旧上粕尾小体育館を改装した「前日光醸造所」の竣工(しゅんこう)式を行った。県内で新たな事業者が清酒醸造を行うのは51年ぶりで、37年ぶりに鹿沼市産の清酒が復活する。◇ほかにもWeb写真館に

ちゃちゃもかわいい 新屋敷町で田んぼアート 三重・松阪
2024.07.04

ちゃちゃもかわいい 新屋敷町で田んぼアート 三重・松阪

 三重県松阪市新屋敷町の櫛田川沿いの堤防下の水田で、同町の農家などでつくる条里制水田の里環境保全会(鈴木理代表、約20人)のメンバーや滋賀県立大学の学生らで植えた田んぼアートが見頃を迎えている。今年は市のマスコットキャラクター「ちゃちゃも」が、堤防を行き交う人たちの目を楽しませている。

「球磨川下り」新船頭に横浜市出身の20歳…熊本県人吉市への旅行がきっかけで応募「早く一人前に」
2024.07.04

「球磨川下り」新船頭に横浜市出身の20歳…熊本県人吉市への旅行がきっかけで応募「早く一人前に」

 九州豪雨で被災した熊本県人吉市の観光名物「球磨川下り」の運航会社の入社式が1日にあり、横浜市出身の坂東祥龍さん(20)が5年ぶりの船頭として辞令を受け取った。秋から本格的に訓練を始め、デビューを目指す。 球磨川下りの船頭は、最盛期には100人以上を数えたが、現在は6人にとどまる

西伊豆町にフレンチレストラン「コエ」 伊豆の食材豊富なディナーコース
2024.07.04

西伊豆町にフレンチレストラン「コエ」 伊豆の食材豊富なディナーコース

 西伊豆町で伊豆の食材やワインを楽しむことができるフレンチレストラン「coe(コエ)」(西伊豆町田子、TEL 080-9525-7665)がオープンして、7月6日で1カ月がたつ。(伊豆下田経済新聞) 店主の新井雄貴さんは2022年4月、東京から西伊豆町へ夫婦で移住。移住前はIT企

「さまざまな軋轢を“おこして”しまったことも事実です」地域おこし協力隊がトラブルを多発してしまう真因
2024.07.02

「さまざまな軋轢を“おこして”しまったことも事実です」地域おこし協力隊がトラブルを多発してしまう真因

〈「田舎の地元民」と「移住者」はなぜ対立するのか…互いの不信感を招く“小さなズレ”の正体〉 から続く 田舎における「地域おこし協力隊」の活動への評価は厳しくなりがちで、通常の移住とはまた違う軋轢が生じやすい理由とは? 徳島大学大学院教授の田口太郎氏の新刊『 「地域おこし協力隊」

「秘境」椎葉から一流作家輩出へ 選考の4人着任
2024.07.02

「秘境」椎葉から一流作家輩出へ 選考の4人着任

 宮崎県椎葉村と、直木賞作家の今村翔吾さんが代表理事を務める一般社団法人「ホンミライ」が公募した「秘境の文筆家」の着任式は1日、椎葉村交流拠点施設Katerie(カテリエ)であった。地域おこし協力隊として移住し、任期中に商業作家デビューを目指す全国初のプロジェクト。選考された4人は一流作家を目

亡き仲間と作る地域冊子 輪島の100人取材、編集佳境 地域おこし協力隊・藤川さん
2024.07.01

亡き仲間と作る地域冊子 輪島の100人取材、編集佳境 地域おこし協力隊・藤川さん

 石川県輪島市で地域おこし協力隊員を務める藤川恵里さん(40)が、輪島で暮らす100人へのインタビューをまとめた冊子作りを進めている。 取材も残り2人だけとなった1月、一緒に取り組んでいた仲間を能登半島地震で失ったが、話を聞いた人々の熱い思いを形にすることを選択。5月に最後の取材

「昆虫の聖地」に採集体験場 福島・田村、カブトムシドーム跡地に整備へ
2024.06.30

「昆虫の聖地」に採集体験場 福島・田村、カブトムシドーム跡地に整備へ

 昆虫で地域おこしを進める福島県田村市は、新たに市内の山林に昆虫採集体験場を整備する。自然環境を生かした施設を整備し、観光誘客と安全に昆虫採集を楽しんでもらう狙いがある。 市は昨年7月に観光交流課内に仮想部署「昆虫課」を設置し、昆虫に関する情報発信などに取り組んできた。その結果、

「おしゃべり自由」の図書館!?読書スペースや、ハンモックチェア設置
2024.06.29

「おしゃべり自由」の図書館!?読書スペースや、ハンモックチェア設置

秘境と呼ばれる椎葉村唯一の図書館「Katerie」は、他にはない「おしゃべり自由」となっている。隠れ家をモチーフにハンモックチェア設置など、こだわり溢れるユニークな空間。名前の由来のように、「この施設がきっかけで帰ってきてほしい」との想いが込められている。九州山地のほぼ中央に位置

「川の参詣道」で船頭修行 協力隊で移住の若者、和歌山・熊野川の川舟下り
2024.06.26

「川の参詣道」で船頭修行 協力隊で移住の若者、和歌山・熊野川の川舟下り

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている和歌山県新宮市の熊野川で、観光客を乗せる川舟下りの船頭になることを目指し、東京から移り住んだ若者が修業に励んでいる。この春から同市の地域おこし協力隊になった渡邉史崇さん(30)。船頭の高齢化に伴って技術の継承が課題となっており、渡邉さんは「早

22日に合同活動報告会 地域おこし協力隊員・復興応援隊・集落支援員 今後の展望を説明 福島県田村市
2024.06.22

22日に合同活動報告会 地域おこし協力隊員・復興応援隊・集落支援員 今後の展望を説明 福島県田村市

 福島県田村市地域おこし協力隊員・復興支援員(復興応援隊)・集落支援員の合同活動報告会は22日午前10時から、市役所で開かれる。地域活性化のため市内で活動する隊員や支援員が、取り組んでいる事業や今後の展開について報告する。 地域おこし協力隊は東京都など都市圏からの移住者らでつくる

農作業やSNS発信…貢献したら米と交換 消費者参加型の農家応援プロジェクト ”関わる”を付加価値に【福島発】
2024.06.22

農作業やSNS発信…貢献したら米と交換 消費者参加型の農家応援プロジェクト ”関わる”を付加価値に【福島発】

昔から稲作が盛んに行われてきた福島県西会津町。しかし、高齢化の影響でコメ農家の数は近年減少が続き、耕作放棄地の割合は年々増加傾向にあるという。そこで西会津の稲作文化をつなぎたいと、コメ農家と消費者を、デジタルを通じてつなぐ独自の取り組みが始まっている。田植えの時期を迎え、本格的な

7振興局に「協力隊」 地域課題解決へ、和歌山県が初めて募集
2024.06.21

7振興局に「協力隊」 地域課題解決へ、和歌山県が初めて募集

 和歌山県は地域課題の解決に一緒に取り組んでもらう人材として、振興局ごとに「地域おこし協力隊」を募集している。県による地域おこし協力隊募集は初めて。担当課は「外からの視点で、地域課題解決のアイデアを出し、情報発信などの技術を生かして活動していただきたい」と話している。 本年度から

防災と砂糖のまち 高知県・黒潮町で暮らす移住者たち
2024.06.21

防災と砂糖のまち 高知県・黒潮町で暮らす移住者たち

 高知県西南地域に位置する黒潮町は、沖合を流れる黒潮が町名の由来。古くからカツオの一本釣りが盛んで、ホエールウオッチングも楽しめる。海岸部では天日塩作りのほか、伝統製法の砂糖作りも行われてきた。海の恵みが豊かな一方で、全国で最も高い南海トラフ地震の津波想定とも向き合っている。■自

カフェ半壊から再起、新規開業 豊かな自然の写真と食で復興支える
2024.06.21

カフェ半壊から再起、新規開業 豊かな自然の写真と食で復興支える

 「この街が好きだから」。石川県能登町の地域おこし協力隊員、小澤弘壮(ひろたか)さん(25)は、今年度末の任期終了後も町に残ることにした。学生時代に映像制作を学んだ経験を生かし、2月には能登各地の風景を収めたデジタル写真集を発表した。焼けた輪島朝市や雪の積もった水田――。能登半島地震で傷ついた

残るは“2人”だけ… 時代と共に減っている「竹籠職人」 伝承の危機を乗り越えようと立ち上がったのは大阪出身の1人の男性だった「手間がかかる。でも、楽しいね」
2024.06.21

残るは“2人”だけ… 時代と共に減っている「竹籠職人」 伝承の危機を乗り越えようと立ち上がったのは大阪出身の1人の男性だった「手間がかかる。でも、楽しいね」

青森県内で、リンゴ産業の発展とともに普及したのが「津軽竹籠」です。需要も高く、弘前市愛宕地区周辺では、最盛期は100軒以上が作っていましたが、時代の流れとともにいまは職人は2人まで減りました…。伝承の危機に瀕する「竹籠」。守るために動いたのは地域おこし協力隊です。■

清流・仁淀川とトマトのまち 日高村で暮らす移住者たち
2024.06.19

清流・仁淀川とトマトのまち 日高村で暮らす移住者たち

 日高村は高知県のほぼ中央、仁淀ブルーと称される水質日本一の仁淀川の中流域に位置する。村の中心部をJR土讃線が通り、名所は高知市の土佐神社に次ぐ土佐国二宮である小村(おむら)神社や増水時に橋が川の下に沈んでしまう名越屋沈下橋(なごやちんかばし)。高糖度フルーツトマトである「シュガートマト」を誕

まずは気軽に家庭菜園ツアー 移住定住を考える人向けに千葉県香取市が企画
2024.06.19

まずは気軽に家庭菜園ツアー 移住定住を考える人向けに千葉県香取市が企画

  “農ある暮らし”に憧れて、移住も視野に入ってはいるけれど、農業は素人・・・。そんなあなたにぴったりな「家庭菜園ツアー」を、千葉県香取市が7月6日(土)に開催する。 香取市は利根川流域にあり、田んぼや畑など農業が盛んな地域。肥沃(ひよく)な関東ローム層と温暖な気候

ユズとモネのまち 北川村で暮らす移住者たち
2024.06.17

ユズとモネのまち 北川村で暮らす移住者たち

 高知県東部に位置する北川村は、人口1200人ほどの小さな村だ。四国山地を背にした標高412メートルの山間地で、気候は温暖多雨。昼夜の気温差もあってユズの栽培に適しており、日本有数のユズの産地だ。現在の栽培面積は100ヘクタール以上。村全体でユズを育てるようになったのは、坂本龍馬の盟友・中岡慎