水難救出技術の向上へ/岡山東警察署員が消防の指導で訓練【岡山市】

AI要約

岡山東警察署が消防の指導で水難救出技術の訓練を行う

昨年から訓練を実施し、若手21人が参加

おぼれている人の救助方法を学ぶ

水難救出技術の向上へ/岡山東警察署員が消防の指導で訓練【岡山市】

海や川でのレジャーシーズンを迎え、岡山東警察署は7月9日、署員の水難救出技術を高めようと、消防の指導で訓練を行いました。

岡山東警察署では水難事故が発生した際、消防が駆けつけるまでの間、警察官が救助に対応できるよう、昨年から消防の指導で訓練を行っており、この日は若手を中心に21人が参加しました。

参加者は服のまま水に入り、泳ぎにくさや、救命胴衣を着けず救助に向かう危険さを体感。おぼれている人をロープを使って引き寄せる場合、顔に水がかからない後ろ向きでけん引されるように声を掛けることや、浮力材としてペットボトルを投げ渡す際は、中に水を少し入れると投げやすいことなどを学んでいました。

岡山県内では昨年1年間に13人が水難事故で亡くなっているということです。