川越警察署 民間と連携しテロ対策訓練/埼玉県

AI要約

川越警察署がテロを防ぐための訓練を行い、民間事業者と連携しました。

訓練には60人以上が参加し、爆発物や脅迫電話の想定で実施されました。

警察犬を使った探索や犯人の制圧など、実践的な対応を行いました。

 テロを許さないまちづくりの意識を高めようと、川越警察署は民間事業者などと連携した訓練を行いました。

 訓練には川越市内の鉄道会社や大型商業施設、インフラ事業者などおよそ60人が参加しました。

 ウェスタ川越の館内に爆発物を置いたという犯人が、脅迫電話をかけてきた想定で行われた訓練では、電話を受けたスタッフが110番通報し、会議室内にいた客を避難させた後、警察犬が室内を探索しました。

 このあと、館内で刃物を持って大きな声を上げる犯人を警察官が制圧しました。

 市川光浩署長は「テロを許さないまちづくりの大きなきっかけになったと思う。今後も実践的な訓練を取り入れていきたい」と話していました。