「同業他社の利益を害する卑劣で悪質な犯行」無許可レッカー事業で経営者に執行猶予付き判決 罪を認め反省している=静岡地裁

AI要約

静岡地裁は7月9日、無許可でレッカー事業を営んだ経営者に執行猶予付きの判決を言い渡した。

経営者は国の許可を取らずにレッカー事業を行い、高速道路の料金をだまし取るなどの犯罪を犯した。

裁判官は男の犯行を卑劣と指摘しつつも、懲役2年と執行猶予4年、罰金100万円の判決を下した。

「同業他社の利益を害する卑劣で悪質な犯行」無許可レッカー事業で経営者に執行猶予付き判決 罪を認め反省している=静岡地裁

無許可でレッカー事業を営んだなどの罪に問われていた経営者などの裁判で、静岡地裁は7月9日、経営者に執行猶予付きの判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、静岡県藤枝市の会社と経営者の40歳の男です。判決によりますと男は、国の許可を得ていないにもかかわらず、静岡市などでレッカー事業を営んだほか、実際には走行していない高速道路の料金をだまし取りました。

判決公判で谷田部峻裁判官は「同業他社の利益を害する卑劣で悪質な犯行」とした一方、「罪を認め反省している」として、男に懲役2年、執行猶予4年と罰金100万円、会社に罰金100万円の判決を言い渡しました。